魅力ある農業を目指して
「国連の報告では2050年には世界的な人口増加から食料供給は現在の2倍の水準が求められるとされています。
高効率で環境保全に配慮した食料生産が農業従事者に求められるのは世界的な流れではないでしょうか。
新型コロナウイルスの感染拡大で国内農業にも大きな混乱が生じた中で食料生産を支える農業従事者の現状はといえば温暖な気候に恵まれ、農業において条件が恵まれるとされる地元浜松市において農業従事者の70%超が65歳以上と言われており5年~10年先には耕作者の急減と耕作放棄地の急拡大が避けられない危機的な現実があります。
海外においては食料輸出国は気候変動が激しい中、日本への食料輸出を維持できる保証はどこにもありません。
更に毎年の様に大型台風の直撃や大雪、水不足が多発し安定した食料生産は益々困難となっています。
農業従事者も環境保全やCO2排出削減を考慮した生産方式や販売先の採用を真剣に考え実行しなければ自らの経済活動もままならない所まで気候変動は悪化しています。
今ほど農業に従事する事業者の価値が重要視され見直されている時代は無いのではないでしょうか。
弊社では魅力ある産業として農業が見直される様なユニークな商品開発で地元浜松の経済活性化にも繋がる様な事業展開を目指します。
また農業法人として食品ロスの削減、循環型農業の推進、地元浜松での販売に特化した排出ガスの削減や減農薬栽培に取り組みます。
小さな会社ですが浜松の農業が活性化され若い世代の方々がこぞって参入する様な明るく楽しく将来性のある産業に発展して行く一端を担える企業と成長する事を目指して参ります。
代表取締役宮本純